20cmを越えるまでが大変
海流に乗って日本各地に流れ着くシラスウナギですが
当然自然界の天敵は多数居ると思います
小魚を捕食する魚たちは仕方が無いと思いますが、一番の天敵はやはり人間でしょうね
巧く難を逃れながらシラスウナギからクロコへと成長したら、徐々に淡水域へ溯上していくわけですが
ここでもまた厄介な天敵が居るわけです
その正体は・・・カワウ
大食漢で、しかも咽から胃までの間が高温になる体質で
飲み込んだ食料が素早く解かされるために次から次へと食べ続けていくわけです
以前、40cmほどのウナギを飲み込もうと苦労している所を目撃しましたが
時間をかけながらでも全て飲み込んでしまいます
水面から川底まで徹底的に捜し歩くために下手をすれば人間以上に恐い存在かもしれないです
稚鮎の溯上までは、他の小魚を捕食していますから
小さなウナギなんて飲み込むにはわけがありません
大量に繁殖しているにも拘らず駆除対象に指定されず漁協関係者には悩みの種ですね
あと、人間が造る堰堤などがウナギの溯上とカワウの捕食に拍車をかけているようです
堰堤には魚道を設けてあるところもあるわけですが
スロープのような魚道はウナギには返って迷惑で、這いずって登る事は出来るものの
泳ぎが下手で、勢いでスロープを登ることが出来ないんです
折角魚道を作るのだからもう少し配慮した造りにして欲しいですね
その為、登れず堰堤下に溜っている所を喰われてしまうわけです
今年はシラスウナギが不漁だと報じられていますが
自然界で親ウナギまで育つのに最低でも4?5年掛かります
シラスウナギを獲れば獲るほど親ウナギになる個体数が減るわけですから仕方が無いですね
資源枯渇を考えるなら体長30cmほどまで育ててどんどん放流していくしかないんでしょうね
放流予定のウナギには養殖エサ以外に、エビやカニを与えておくと
自然界に馴染みやすいかも・・・